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生成AIからサイバー対策まで 『ひろしまIT総合展2026』開幕

広島

生成AIやXR(クロスリアリティ)など最先端のデジタル技術を紹介する「ひろしまIT総合展2026」が15日、広島市で開幕しました。

会場には106の企業・団体が参加し、生成AIの活用や情報セキュリティなど、さまざまな分野の最新技術が展示されています。

今回のテーマは「ITと人が共創する地域の未来」です。

開会セレモニーで、國司晃委員長は、広島県情報産業協会が40年以上にわたり地域の情報産業の発展に取り組んできたことに触れたうえで、「生成AIやフィジカルAI、XRなどの先端技術が広島にも着実に根付いていることを示したい」とあいさつしました。

さらに、100社を超える企業・団体の出展や著名講師による講演を通じて、西日本最大級のIT展示会として地域の発展につなげたいとの考えを示しました。

AI&IoTソリューションゾーンでは、ゴーグルを装着すると目の前の空間に仮想のスイッチや操作画面が現れ、それを使ってロボットアームを遠隔操作できる技術が紹介され、多くの来場者の関心を集めていました。

こうした技術は製造現場での遠隔支援や人手不足の解消、熟練技術の継承への活用が期待されています。

会場では情報セキュリティ関連の展示にも来場者の高い関心が集まっていました。

全国では企業や自治体を狙った情報漏えい事案が相次いでいて、生成AIの活用が広がる中、情報をどう守るかも大きなテーマとなっています。

サイバーセキュリティ対策を手がけるTrive Secure Labの増田剛洋CEOは、「セキュリティで重要なことは、自分たちのシステムやネットワークに侵入されないことです」と話しました。

増田CEOによると、近年はAI技術の進歩によって攻撃側も効率的に情報収集や分析を行えるようになり、サイバー攻撃の手口はより巧妙化しているといいます。

そのため、被害が発生してから対応するのではなく、事前にシステムの弱点を把握し、防御する「予防型」のセキュリティ対策が重要になっていると指摘します。

また、企業の担当者だけでなく一般の利用者にも注意を呼びかけています。

増田CEOは「不審なメールを不用意にクリックしないことや、SNSで表示される広告を安易に開かないことが大切」としたうえで、「パソコンのセキュリティソフトやスマートフォンのOSを常に最新の状態に保つことが重要だ」と話しました。

生成AIをはじめとするデジタル技術の活用が急速に広がる中、展示会では新たな技術の可能性とともに、安全に活用するためのセキュリティ対策の重要性も発信されています。

ひろしまIT総合展2026は16日まで開かれます。