JR芸備線の一部区間の存廃について議論する再構築協議会の幹事会が、27日開かれ、来月示される骨子案で「鉄道として維持する」か「バスへ転換する」かのいずれか一案を提示する方針が示されました。
芸備線再構築協議会では、備後庄原駅(広島県庄原市)から備中神代駅(岡山県新見市)までの区間を対象に、鉄道として存続させるのか、バスに転換するかを議論していて、3年以内に結論を出すことになっています。
幹事会で事務局は、これまで実施したバスの実証運行や地域経済への波及効果の調査結果などを踏まえ、再構築の方針を議論するために必要な材料がそろったとの認識を示しました。
そのうえで、来月開催される協議会で示す骨子案について、「鉄道維持」か「バス転換」かのどちらか一方を提示する考えを明らかにしました。
中国運輸局の重見忠宏交通政策部長は、
「熟議を尽くすためには、このタイミングで一つの案に絞ったうえで示すのが望ましいと事務局として判断した」
と説明しました。
事務局によりますと、来月示される骨子案は最終的な結論ではなく、来年3月の方針策定に向けて議論を深めるためのたたき台と位置付けています。