被爆の実相を伝える活動を続け、ことし3月に亡くなった被爆者の森重昭さんの名前が、広島市の原爆死没者名簿に記帳されました。
被爆者として原爆の実相を伝える活動に尽力し、ことし3月に亡くなった森重昭さんの名前が、原爆死没者名簿に記帳されました。
森さんは8歳のとき、爆心地からおよそ2.5キロの場所で被爆しました。その後、原爆で亡くなったアメリカ兵捕虜12人について独自に調査を続けるなど、被爆の実態を伝える活動に取り組んできました。
29日、来月6日の平和記念式典で原爆慰霊碑に納められる原爆死没者名簿への記帳が行われ、森さんの名前も加えられました。
記帳した女性は、「広島の人間として、そのような人が被爆者の中にいたことを誇りに思う。本当に尊敬している」と話していました。
広島市によりますと、原爆死没者名簿への記帳は先月から続けられていて、28日時点で、新たに4231人が書き加えられたということです。