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和菓子店主殺害事件 強盗殺人容疑で男2人逮捕 ともに“便利業”…2人の関係は?

社会

 和菓子店の店主が殺害されて金庫が奪われた事件で、男2人が逮捕されました。ともに「便利業」を営むという2人は、どんな関係なのでしょうか。

■和菓子店主 強盗殺人事件

 25日に逮捕された2人は害虫駆除などの生活サービスを行う「便利業」でした。

 今年8月、山口県美祢市で和菓子店を経営する斉藤一正さん(当時80)が殺害された事件。

殺害された和菓子店「斉藤製菓」 斉藤一正さん
「(Q.まんじゅうの形について)この辺は昔から石灰石、セメントの原料の(石灰石)が有名だから。土の付いた石灰石のイメージで(作っている)。宇いち饅頭(まんじゅう)は見掛けは悪いですけど、もっとおいしくなるように努力している。嫌がらずに買って下さい」

 殺害された店主は昭和初期から続く和菓子店ののれんを守っていました。

近隣住民
「ここは昔からのまんじゅう店。『宇いち饅頭』といったら伊佐の銘菓、そんな感じの店」

 事件から約2カ月経った今月25日、逮捕されたのが大倉万輝容疑者(27)と村岡耕志浪容疑者(26)でした。

 逮捕の一報に斉藤さんの長男は…。

斉藤一正さんの長男
「(Q.逮捕の一報を受けて)人目もはばからず号泣してしまった。なんで殺したのか、80歳のおじいちゃんを。母もあんなか弱い、細い体なのに、陥没するくらいの力で頭を殴るって。(どうしたら)ああいう心境になれるのか。捕まりたくない一心だったのかもしれないけど」

 警察によりますと、大倉容疑者らは8月27日午後6時ごろから翌日にかけて和菓子店兼住居に押し入り、斉藤さんの頭を殴るなどして殺害したほか、当時78歳の妻にも頭の骨を折る重傷を負わせ、金庫1個を強奪した疑いが持たれています。

 当時、窓が割られたり、こじ開けられたりしたような痕跡はなかったといいます。

■“便利業”男2人の関係は?

 当初はトクリュウの犯行という見方もありましたが、防犯カメラなどの捜査で浮上した2人には共通点がありました。

 村岡容疑者は害虫駆除などをする「便利業」を経営していて、大倉容疑者も同じ「便利業」を自称しています。

 2人は中学の同級生で、大倉容疑者は広島市、村岡容疑者は山口県周南市と現場から離れた場所に住んでいましたが、同じ車で現場を訪れたとみられることが分かりました。

 近所に住む人は村岡容疑者が小さな子どもをバスの送迎場所まで連れて行く姿を目撃していたといいます。

村岡容疑者宅の近隣住民
「この近所で、あそこの家と仲がいいという人はいない。(登校時など朝の)旗当番でも全然、時間になっても来ないことがあったので、子どもたちだけで勝手に行くとか、そういうことがあった」

 また、警察は奪われたのは金庫だけでなく、現金の被害もあったとみています。

斉藤一正さんの長男
「『危ないから、銀行に入れなきゃいけないよ』というのは言っていた。結局こんな目にあってね…。父も帰ってこないし、取られたであろうお金も戻ってくるかどうかも分からないし、この家これからどうしていこうかと…」

 警察は2人の認否を明らかにしていません。