4日、アーティストの公演が広島を通過してしまう、いわゆる「広島飛ばし」が課題となる中、広島市内の大規模ホールのあり方を議論する検討会が開かれ、今後の整備案や必要な費用が示されました。
広島市は、県と連携して老朽化が進む市内の大規模ホールについて、「興行と集客」「演劇」「音楽」の3つの機能を確保する方針を示しています。
4日に公表された検討会の素案には、それぞれの分野に特化した3施設を整備する案のほか、一部を独立した施設とする案、既存施設を改修する案など、4つの案が盛り込まれました。
市によりますと、事業費の試算は、3施設を整備する場合では780億円に上るということです。
検討会の勝又英明座長は、
「公共施設の寿命は、だいたい80年といわれており、今あるホールは、まだまだ改修すれば使えるという部分もある。コストも考えていったほうがいい」
と話しました。
広島市は今後、パブリックコメントを募集したうえで、今年度中に案をまとめる予定です。