去年発生した養殖カキの大量死問題を受け、「広島ではカキが食べられないのではないか」という誤解を払拭しようと、県内の飲食店でカキを増量して提供するキャンペーンが始まります。
キャンペーン名は「牡蠣マシマシ、できます!広島」。県観光連盟のプロジェクト「牡蠣食う研」が企画し、県内で約50店舗が参加します。
期間中は、通常6粒のお好み焼きに15粒のカキを盛り付けたり、5粒のカキのオイル漬けを10粒に増量したりと、カキをふんだんに使った特別メニューが提供されます。
広島市南区の参加店舗では、通常より大きなカキフライも用意。カキを2粒合わせて揚げることで、より濃厚な味わいが楽しめるといいます。
キャンペーンの背景には、去年のカキ大量死問題があります。
牡蠣食う研の山根尚子研究員は、「飲食店からは『広島ではカキが食べられないのではないか』『あまりないのではないかと思われて注文が減った』という声も聞いていた。カキがたっぷりあることを見た目でも伝えたいと思い、『マシマシ』という企画を考えた」と話します。
牡蠣食う研によりますと、広島県産のカキは窒素冷凍などの技術によって、うまみを損なわず保存することができ、年間を通して楽しめるということです。
山根研究員は、「多くの人に飲食店に足を運んでもらい、『広島のカキはおいしい』と感じてもらえたらうれしい」と期待を寄せています。
キャンペーンはあす、10月8日から始まります。
■「マシマシ」で注文も
対象店舗には「マシマシ」と書かれたちょうちんが設置され、対象メニューにも「マシマシ」の表示が付けられます。
料金は通常メニューより高くなりますが、利用者はラーメン店で「替え玉」を注文するような感覚で、「マシマシで」と注文して楽しむことができるということです。