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悪口を聞かされ続け…パワハラ認定 広島高裁

広島

職場で同僚などの悪口を言ったり、聞いたりしたことはないでしょうか。繰り返し聞かされた悪口をめぐり、裁判所がパワーハラスメントにあたるとの判断を示しました。

広島県の元職員が県に損害賠償を求めた裁判で、広島高裁は一審判決を一部変更し、元上司の行為をパワハラと認定。県に対し、損害賠償として22万円の支払いを命じました。

パワハラと認定されたのは、約10カ月にわたって繰り返し聞かされていた、他の職員や事業に対する悪口や批判です。

判決によりますと、訴えた元職員は上司から、進めている事業や同僚の悪口、批判を日常的に聞かされ、その内容に同調するよう求められていたということです。

元職員は次第に、「自分も仕事でミスをすれば悪く言われるのではないか」と不安を感じるようになり、体調を崩したということです。

「上司が怒鳴る」「過度なノルマを課す」といった従来のパワハラのイメージとは異なる今回の判決。

■アディーレ法律事務所 大垣優希弁護士
「今回の判断は妥当なものだと思っています。一方的に話し、被害者がそれを聞かざるを得ない状況が、半年以上にわたってほぼ毎日続いたと認定されています。このような行為が違法なパワーハラスメントに該当するという評価は自然なことだと思います。」