東広島市で今年2月に起きた殺人・放火事件で、住居侵入と放火の罪で起訴されている29歳の男について、警察は詐欺や横領など10件の容疑で追送検したと発表しました。
この事件は、東広島市の住宅が放火され、この家に住む49歳の男性が首を包丁で刺されるなどして殺害されたものです。
29歳の被告は、当時29歳だった知人の男と共謀して住宅に侵入し、火を付けた罪や、その知人の男を口封じのために殺害した罪などで起訴されています。
一方、男性殺害の実行犯とみられていた知人の男は、4月に三原市で遺体で見つかり、容疑者死亡のまま不起訴となりました。
警察によりますと、被告は死亡した男性が経営していた会社の従業員で、会社や取引先に対して詐欺や横領を繰り返し、約3900万円をだまし取ったとみられています。
被告はこれまでに詐欺や横領の4件で起訴されていましたが、警察は新たに、工事代金名目で現金をだまし取ったものや、男性の葬儀の日に会社の金庫から数十万円を盗んだものなど、合わせて10件を追送検したということです。
また、だまし取った現金の大半をオートレースなどのギャンブルに使い、去年1月から今年4月までの間に9000万円以上の損失を出していたということです。