広島県内でも導入が始まっているのが「AI」を活用した落とし物の管理です。
1日の平均入館客数は約14万人。広島の陸の玄関口「広島駅」のミナモアとエキエの防災センターには、1カ月で1500件もの落とし物がとどきます。
ミナモア内にある、普段は立ち入ることができない落とし物の一時保管倉庫に並んでいるのは、すべて持ち主が分からない落とし物。ビニール袋に入ったままの靴は女性用トイレに置かれたままだったそうで、大きな箱に入ったフィギュアも落とし物です。
ミナモアとエキエに届けられる落とし物のうち、帽子や服など身に着けるものは、県公安委員会の特例で保管期限が2週間となっています。忘れ物で最も多いのが「傘」、こちらも特例により2週間だけ保管して処分するルールとなっています。
金庫で厳重に保管されているのは、財布やクレジットカード、交通系ICカードなどの貴重品で、過去には現金20万円が届けられたこともあったといいます。
■中国SC開発 福光一輝さん
「拾得物の対応はできるだけ時間を短くすればするほど、そのほかの対応がしっかりできると考えた。(AIを使うと)文字と写真を確認しながら拾得物を探すことができる。」
導入された「AI」では、例えば電子タバコが届けられたときに、パッケージの表と裏、メーカー名をスマートフォンで撮影するだけでAIが落とし物の特徴を瞬時にデータ化します。落とし物をした人が、ホームページの問い合わせ画面や二次元コードから登録すると、チャット形式で落としたものを捜せるようになったということです。
スタッフの対応は午前9時から午後10時までだということです。