先月9日に就任したばかりのフランスのルコルニュ首相が今月6日、辞任しました。組閣からわずか14時間でした。
フランス大統領府によりますと、ルコルニュ首相は6日、マクロン大統領に辞表を提出し、受理されました。
ルコルニュ氏は先月9日に首相に就任しましたが、内閣の陣容が決まらず、今月5日に組閣をしたばかりでした。
しかし、野党・共和党が任命されたばかりの閣僚メンバーについて「変化が見られない」と批判し、協力を拒否するなど、政権の維持が困難となっていました。
組閣からわずか14時間足らずでの総辞職となりました。
フランスメディアは1958年に新憲法が制定されて発足した「第五共和制」において、最も任期の短い首相となったと報じています。