広島ホームテレビ

「ひろしま国際建築祭」4日開幕 福山・尾道の7会場

広島

建物を視点に今の社会課題へのアプローチを目指す「ひろしま国際建築祭」が4日から開催されます。

1954年に撮影された原爆資料館。その少し前に撮影された写真では、周辺に墓地が並んでいたことが分かります。

写真や模型が並んでいるのは、4日から福山市と尾道市の7つの会場で始まる「ひろしま国際建築祭」の一部の展示です。

尾道市立美術館では平和記念公園を設計した丹下健三さんをはじめ、「建築界のノーベル賞」と称されるプリツカー賞を受賞した9人の日本人巨匠に焦点を当て、デザイン案などが残された手帳などが展示されています。

神原・ツネイシ文化財団 香村ひとみ研究員「豪華な著名建築家の皆さまによるさまざまな個性的な切り口を総覧いただけるような大規模な展覧会になっていると思うので、ぜひ皆さま足を運んでいただきたい」

ひろしま国際建築祭は、10月4日から11月末まで開催されます。