おととしの原爆の日に中核派の活動家5人が、広島市の職員に集団で暴行した罪に問われている裁判で、検察側は懲役刑を求めました。
中核派の活動家5人はおととしの8月6日に、原爆ドーム北側で広島市の職員に対し集団で腕を組んで体当たりし、押し続ける暴行を加えた罪に問われています。
3日の裁判で検察は「他人に対しての暴行は明らか」として集団を指揮したとされる被告ら2人に懲役2年を、他の被告ら3人に懲役1年6カ月を求刑しました。
一方で弁護側は公訴棄却を求めるとともに「妨害され身体的接触となった」として無罪を主張しています。
判決は来月18日に言い渡されます。