栃木県の東北道で乗用車にワンボックスカーが突っ込む事故が起き、2歳の男の子が意識不明の重体です。警察は無免許運転などの疑いで、乗用車を運転をしていた男を逮捕しました。
トルコ国籍の解体業、ベアジット・セイト・イゼツ容疑者(30)は13日午後7時半すぎ、鹿沼市の東北道下りで乗用車を無免許で運転し、単独事故を起こしたにもかかわらず事故の申告をしなかったなどの疑いが持たれています。
警察によりますと、イゼツ容疑者の車が中央分離帯のガードレールに衝突し、車が2車線にまたがって停止していたところに後続のワンボックスカーが衝突しました。
ワンボックスカーに乗っていた親子3人は全員、救急搬送され、2歳の男の子が意識不明の重体、6歳の男の子も重傷を負いました。
イゼツ容疑者は事故後に現場から立ち去っていて、およそ4キロ離れた路上で確保されたということです。
取り調べに対し、イゼツ容疑者は無免許運転容疑については認めていますが、事故の不申告などについては「決して逃げたわけではありません」と容疑を一部否認しています。