広島電鉄は駅前大橋線が開通して、1カ月間の全路線の利用者数が、1日平均で前の年の同じ時期に比べて1割増えたと発表しました。
広島電鉄が運営する駅前大橋線は、広島駅と比治山町交差点を結ぶ全長1.1キロの新しい路線で8月3日に開通しました。
全国で初めてJR駅ビルの2階に乗り入れ、利便性を高めています。
広島電鉄によると駅前大橋線が開通した8月3日から9月2日までの1か月間の全路線の1日平均の利用者が、前の年の同じ時期に比べ1割増え9000人多くなったということです。
要因として、駅前大橋線の開通やJR広島駅ビルの商業施設ミナモアとの相乗効果、被爆80年の来広者の増加などをあげています。