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長崎県と熊本県で線状降水帯が発生 災害危険度 急激に高まる

社会

 九州で線状降水帯が発生し、災害の危険度が急激に高まっています。

 秋雨前線が活発となり、九州や中国地方では断続的に非常に激しい雨となっています。

 特に長崎県と熊本県では線状降水帯による猛烈な雨が続いているとして顕著な大雨に関する情報が発表されました。

 長崎県の南島原市口之津では、わずか6時間で250ミリ以上の大雨となり観測史上最大となっています。これは平年の9月の1.5倍に匹敵する雨量です。

 この先も雨雲が掛かり続け、長崎県と熊本県では10日昼前にかけて、鳥取県と島根県では夕方にかけて線状降水帯が発生する恐れがあります。

 土砂災害などに厳重な警戒が必要です。