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日本の侵略的外来種「マメコガネ」 フランスで初確認

国際

 人の小指よりもはるかに小さい、緑色の虫。日本在来のコガネムシの一種「マメコガネ」、英語では「ジャパニーズ・ビートル」と呼ばれ、侵略的外来種とされています。

 今月、ドイツとスイスとの国境に近いフランス東部の都市で2匹見つかりました。

 列車やトラック、車に入り込んで運ばれたとみられ、フランスで確認されたのは初めてです。

 マメコガネは、ブドウやトウモロコシなどを食い荒らす恐れがあり、EUはマメコガネが拡散すれば、農業への被害額は日本円にして年間およそ1兆3000億円に上ると試算しています。

(「グッド!モーニング」2025年7月11日放送分より)