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争点企画②「平和外交」 候補者10人に聞きました 参議院選挙広島選挙区

広島

今回の参院選の候補者10人に様々な争点を聞いています。

2回目のテーマは「平和外交」です。

無・新 産原稔文候補(57)
「正直なところ核兵器の廃絶という大きな目標はありますけども現実的に考えると非常に難しいと思います」

共産・新 高見篤己候補(73)
「日本政府は禁止条約に向き合おうとしていません。禁止条約を批准せよ、核兵器廃絶に向かって被爆国として責任を果たせ迫りたいと思います。この声をどれだけ大きくしていくことができるか、これが核兵器廃絶に進む道だと思います」

立憲・現 森本真治候補(52)
「国際情勢厳しい中ではありますが、核兵器というものが人類と共存できないんだということをですね、日本政府は訴え続ける。安全保障政策をしっかりととる一方で、核抑止論からの脱却、核抑止力からの脱却ということを進めていくということをですね、同時並行で強く主張していくということも必要だというふうに思ってます」

自民・新 西田英範候補(43)
「核兵器の実験や核兵器に用いられる物質を少しでも減らせるような国際体制の構築に向けて日本がリーダーシップをとっていかなければいけない。まずは、核兵器保有国がインセンティブを持ってそうした枠組みに入っていただけるような状況を作り出すことがまず大事だと思います」

諸派・新 谷本誠一候補(69)
「国連の敵国条項にはまるからそういうのを持つとか許されないよね。だからかえって外交的に不利になる。日本がそれを持てば。だからそれは持つのは間違ってます」

無・新 玉田憲勲候補(67)
「リーダーシップというか新たな国連とかNPTにかわる新たな組織を作らんといかん。核兵器を持ってない国が」

参政・新 小石美千代候補(56)
「自分のおじいちゃんおばあちゃんも亡くなったし、母親・父親もつらい思いで。その連鎖がずっと体とかではなく心も奪っているというのがあるので、ない方がいいのは確かなんですが核を持つことで、使うのではなくて抑止力的なことで持つということを検討したほうがいいと思う」

N党・新 堤美登里候補(68)
「核を持つことで抑止力になって、平和が保てるんであれば、完全になくしてしまわなくてもいいのかもしれないと思っています」

れいわ・新 楾大樹候補(50)
「核兵器禁止条約に日本政府は署名批准をしようとしないという態度で今までやってこられました大変残念なことだなというふうに思っております。今年度の防衛費は過去最大という、ここ数年間で防衛費がぐいぐい急増しているということもございます。こういった流れにもストップをかけていかなければならない。軍事の前に平和外交!これが日本国憲法9条の精神であります。」

無・新 上子亨候補(48)
「核兵器は持つべきでもないでしょうし、関わるべきでもないと思ってます。原発も同じだと思ってます。やるべきじゃないです」