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【広島】広島高速5号 二葉山トンネル 専門家が結論 「地表面の動き収束している」

広島

5月に貫通した広島高速5号線の二葉山トンネルについて、専門家による委員会は地表面の動きが「収束している」と考えられると結論づけました。

広島駅北口と温品ジャンクションを結ぶ自動車専用道路で広島高速5号線の二葉山トンネルは
相次ぐ工事中断を経て、5月およそ7年かけて貫通しました。

貫通後、初めて開かれた専門家による会議では、1年間の継続調査で牛田地区の「地表面の動きが収束していると考えられる」と結論づけられました。

■広島高速道路公社・小倉 宏彦 建設部長
「地域住民の安心安全の確保ということにおいては一つの大きな節目なのかなと受け止めている」

■住民代表・棚谷 彰さん
「我々としては地盤の財産や生活は家屋ですから、家屋の中が収束したということの判断をしてほしかった」

公社は今後10年間、事後計測を行い、住宅への被害などが見られた場合には、適切な対応をしていくとしています。