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ユニクロ好調で最高益 ファーストリテイリング「秋冬から関税影響」

経済

 「ユニクロ」などを運営するファーストリテイリングは、去年9月から今年5月までの最終的な利益が3390億円と前年から8.4%増え、過去最高益を更新しました。

 国内のほか、欧米や東南アジアなどで販売が好調だったということです。

 アメリカの関税政策を受けて、生産地を変えることは現状考えていないとしたうえで、来月から税率が引き上げられた場合は、「次のシーズンの秋冬商品から影響を受けることは免れない」と話しました。

■セブン&アイHD 純利益2倍

 セブン&アイ・ホールディングスの今年3月から5月までの最終的な利益は、前年のおよそ2.3倍の490億円でした。

 傘下の「イトーヨーカ堂」の店舗の土地や建物の売却益を計上したことなどが要因です。

 一方で、食品の値上げなどにより消費者の節約志向が強まっていて、国内のコンビニ事業の売り上げは減少しました。

(「グッド!モーニング」2025年7月11日放送分より)