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エヌビディア祭りならず 10日の東証終値174円安

経済

 アメリカの半導体大手「エヌビディア」の時価総額が、世界で初めて4兆ドルを超えたことを受け、堅調な動きが期待されていた日本の株式市場。

 しかし、日経平均株価は3日ぶりに反落し、終値は174円安い3万9646円でした。

根津アジアキャピタルリミテッド 河北博光氏
「東京エレクトロンとか、ファーストリテイリングといった日経平均への指数的な影響が大きい銘柄の下落率が大きかったことが特徴。東京エレクトロンが売られたのは、“利食い”的なものとかが大きかったので、特別な材料があったわけではない」

 節目の4万円台が定着せず、踊り場を迎えている日経平均。今後については…。

「世界株市場に関しては、比較的堅調な推移を予想しているが、日本株に関しては、関税の問題とか参議院選の問題もあり、頭を抑えられやすい展開が想定される」

(「グッド!モーニング」2025年7月11日放送分より)