広島県内でインフルエンザが過去10年で最も早く流行入りしたことを受け、東広島市では65歳以上の高齢者などを対象とした定期予防接種が始まりました。
東広島市内の医療機関では、例年よりおよそ2週間早い接種開始となりました。医療機関によりますと、直近1週間で12人から13人のインフルエンザ患者が確認されていて、例年より早い感染拡大への警戒が強まっています。
下山記念クリニックの岩本拓也院長は、「インフルエンザA型の患者が増えている。例年より3カ月ほど早い異例の状況だと思う。特に高齢者は重症化し、命に関わるケースもあるため、ワクチンで予防してほしい」と呼びかけています。
広島市では13日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者数が102人となり、前の週から21人増加しました。
高齢者向けの定期接種は、広島市で10月1日から、呉市では9月28日から開始される予定で、いずれも例年よりおよそ2週間前倒しとなっています。
県内では今後、本格的な流行期を前にワクチン接種や手洗いなどの基本的な感染対策が呼びかけられています。