10日朝、広島県江田島市の切串小学校で、イノシシが校庭に現れる様子が撮影されました。イノシシはボールで遊んでいるかのように校庭を動き回っていたということです。
撮影したのは近くに住む尾崎幸雄さんで、10日午前6時30分ごろ、児童が登校する前の時間帯に校庭でイノシシを見つけたといいます。
尾崎さんは
「サッカーのように見え、おもしろいと思って動画を撮った」
と話しています。
切串小学校は海沿いに位置し、山からは離れていますが、イノシシは民家のあるエリアを通って校庭に入り込んだ可能性があるとみられます。
尾崎さんが駆けつけると、イノシシは校庭中央におり、金網の近くまで近づいてきたといいます。
尾崎さんは
「通常イノシシは人に近づかないが、この個体は人慣れしているようだった」
と話しています。
イノシシはおよそ15分後に校庭を離れ、西の方へ向かって姿を消しました。
「登校時間前だったので、子どもや先生に被害がなくてよかった」と尾崎さんは胸をなでおろしています。
珍しい行動について、安佐動物公園でイノシシを担当する飼育員の清水小波さんは
「鼻を使ってエサを探す探索行動はよく見るが、ボールのようなものを使って遊ぶ行動はあまり見られない」
と話していて、今回の行動は特異な可能性があるとしています。