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【広島】養殖カキ大量死 鈴木農水大臣が加工現場視察

広島

19日、広島県などで養殖のカキが 大量死している問題で、鈴木農水大臣が東広島市で被害の状況を視察し業者らと意見交換しました。

鈴木農水大臣は東広島市安芸津町の加工現場を訪れ、養殖業者からカキ大量死の状況について説明を受けました。
東広島市などの海域では、6割から9割が死んでいるほか、兵庫県や岡山県でも被害が出ているということです。
鈴木大臣は全国の被害状況を早急に調査するとともに、養殖業者への支援や安定的に生産をするための研究を進めていく考えを示しました。
養殖カキの生産量は瀬戸内海で全国の生産量の8割を占めていて、今後の飲食業界などへの影響が懸念されています。

■鈴木憲和農水大臣
「高温に強いと言われている種苗についても、へい死率があまり変わらないと聞いた。どういう理由で、こういう事態に至ったのか
このことについてよく調査したい。本当に厳しい状況だと理解した。経営を支える観点ももって引き続き対応していく」