18日、中区の学校周辺でサルが目撃されました。教師が撮影した映像には屋根の上などを軽快に走り去っていく様子が映っていました。
校舎の屋根の上にひょっこりと顔を出すサル。警察官たちがはしごを掛けようとした次の瞬間…
「動きそう…」「反対!反対!」「あっち行ったあっちあっち!」
校舎を壁伝いに走っていくサル。そのまま器用にパイプを伝い…木に飛び込んで姿は見えなくなりました。
警察によりますと18日午前8時半ごろ、中区の県立美術館近くでサルを目撃したと110番通報がありました。
その後、サルが現れたのは広島城から南東へ約800m、上幟町にある広島女学院中学・高校です。
学校によりますとまず校舎の間の道路で教員と対峙。その後、学校の敷地内に入り建物の裏側へ…次は電線の上を北向きに走ります。そして再び敷地内に入り、今度は北側の建物の壁際を東へ行くとそのまま北側のマンションが立ち並ぶエリアに行方をくらませました。
「サルも人に危害を加えることが多いということも聞きますので、山奥に行ってくれないかなという気持ちが正直ありますね」
警察によりますと午後3時15分ごろ縮景園の南側で再び目撃され捜索が続けられています。