広島県内の海域で養殖カキが大量死している問題で、広島県漁業協同組合連合会は原因の究明と対策を求めています。
県漁連によりますと、呉市や東広島市にまたがる三津湾と広湾の2つの海域で9割のカキがへい死しているということです。
県漁連は、11月12日に開かれた県議会水産振興議員連盟の総会で、へい死の原因究明と経営資金の融資など対策を求めました。
県水産海洋技術センターでは、へい死の原因について夏に雨が少なく、塩分濃度が高くなり水温も高くなったことが影響している可能性があると分析しています。