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児童が車から“見えない危険”を体験 「横断歩道の近くでは遊ばない」 広島

広島

子どもたちの安全意識を高めようとJAFが車から「見えない危険」を体験する交通安全教室を開きました。

西区の己斐小学校の1年生約80人が参加したのはJAFが主催する交通安全教室です。児童らは車の運転席からどう見えているのかを確認…「見えない」車の周りにある15本の三角コーンは運転手目線だと死角になってしまいました。

また、実際に車を使い左折の時の内輪差を体験するなど横断歩道や停車中の車から見えない危険性を学びました。

小学1年生「車の近くでは遊ばないほうがいいと思った」「横断歩道の近くでは遊ばないほうがいいと思った」

JAFによりますと子どもたちの下校時間と日没時間が重なるこの時期には、ドライバーが歩行者を見落としやすいため特に注意が必要だということです

JAF広島支部事業課 平岡桃子さん「道路は歩行者だけではなく車もバイクも自転車もたくさんの人が利用する場所。しっかりルールは守ってお互いのことを考えて動いてほしい」

県警によりますとことし10代未満の子どもが絡む交通事故は38件で、「道路を横断するときの左右確認の徹底」などを呼びかけています。