11月7日は暦の上では冬の始まりといわれる二十四節気のひとつ「立冬」です。
中区の縮景園では冬の訪れを告げるともいわれる「ソテツのコモ巻き」が6人の庭師によって行われ、園内にある38本のソテツがわらで覆われました。
ソテツは九州や沖縄などの温かい地域にある植物で寒さに弱いためコモを巻いて防寒対策を行い、霜で葉が痛んだり変色したりするのを防ぎます。
来園者「穏やかないい天気でいつまでも続いてほしいですね」
庭師 高森俊正さん「(コモを)巻いたら冬になってしまう。冬と秋を一緒に楽しんでもらえれば」
ソテツに巻かれたコモは暖かくなる来年3月27日ごろに外される予定です。