国内で初めて路面電車が駅の2階に乗り入れる、広島電鉄の新路線「駅前大橋ルート」が、3日朝開業しました。
新路線の一番電車は、3日午前6時に広島駅を出発しました。
広島電鉄の駅前大橋ルートは、広島駅から稲荷町交差点を経て、比治山町交差点までの約1.1㎞を結びます。
国内で初めて、駅ビル2階に乗り入れ、JRの改札口から約70秒で乗り換えができます。広島駅には多くの鉄道ファンらが集まりました。
鉄道ファンの男性
「まさかこんな新しく路面電車も上まで乗り入れるとは想像もしていなかったので、正直びっくりです。」
開業初日の午後には、広島駅構内でトラブルに見舞われました。駅内の線路を自動変更するポイントが故障し、手動で行っているため、一部の電車に遅れが出ています。
2026年春ごろには、広島市内中心部を通る循環ルートが開業する予定です。
新路線の開業で,広島駅から市内中心部までは4分ほど短縮されるということです。