80年前、原爆投下から10日あまりで再開したビヤホールが現在、パルコ本館がある場所にあったのをご存じでしょうか。17日から
期間限定で復活します。
「この一杯を広島の一歩に乾杯~」パルコ1階で17日から期間限定で始まったビールイベント。会場ではビール片手にグルメを楽しめます。
今回、キリンビールのイベントがパルコで始まったのはある理由が…
橋本理香子記者「今パルコ本店が建っているあちらの場所、実は戦前から平成初期までキリンビヤホールの建物が建っていた場所なんです」
キリンビヤホールは1938年に現在のパルコ本館の場所に誕生。ビールと食事を楽しめる人気店でした。
原爆投下後、建物は破壊されたもののおよそ10日後には臨時で営業を再開。広島の街にビールを届けたといいます。
今でもパルコ本館には当時の外壁がモニュメントとして残され歴史を伝えています。
戦後、広島の人たちの心とのどを潤したキリンビヤホールが被爆80年のこの夏、時を越えて戻ってきました。
「広島のみんなに乾杯!いただきます!あ~最高ですね!」
戦前から飲み継がれているラガービールをはじめクラフトビールが楽しめ、こうねの鉄板焼きなどお酒に合うグルメも盛りだくさんです。
キリンビール 中四国・九州統括本部 山本恭裕総括本部長「復興の過去を振り返ると共に未来に向けて語らえる場、それをビールを通じてビール一杯が皆さんの元気につながる。そんな場所を皆さんに提供できて貢献できればと」
キリンビアホールヒロシマ2025は来月17日まで毎日楽しめます。
●平日は夕方4時から夜8時半まで
●土日祝は朝10時から夜8時半まで