広島高速5号線の二葉山トンネルについて工期の延長による費用の追加負担をめぐり、受注元の共同事業体が発注元の広島高速道路公社を相手に提訴しました。
二葉山トンネルの工事は約202億円の契約で3年前に終了する予定でした。しかし掘削機のトラブルなどで工事の中断が相次ぎ、今年4月にトンネルが貫通しました。工事全体の終了はあと1年程度かかる見込みです。
工事を発注した高速道路公社は、受注した大林組などの共同事業体から工期延長にともなう追加費用負担をめぐる訴状を受け取ったことを明らかにしました。
訴状内容については「弁護士とともに精査中」として、裁判以外での発言は控えるとしています。
追加の費用負担については国の調停でも協議されましたが、合意にいたらず打ち切りとなっています。