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【広島】広島市で302件増 「児童虐待」相談など過去最多

広島

2024年度の児童虐待の相談・通告件数が、広島市で過去最多となりました。

広島市によりますと、2024年度、虐待の疑いがあるとして広島市の児童相談所が受けた相談や通告件数は、前年よりも302件多い3186件で、
2000年以降、過去最多となりました。

最も多いのは、親からの暴言や暴力を目撃することで心に傷を受ける「心理的虐待」で、全体の半分以上を占めています。

虐待を受けたとされる年齢で最も多いのは、小学校低学年で、全体の19.5パーセント、次いで3歳から小学生未満が17.5パーセントとなっています。

増加の背景として、児童虐待に対する社会の関心が高まっていることなどが考えられるということです。