5月22日に広島空港で全日空の航空機が誤って工事中の誘導路に進入し機体が立ち往生した問題で、全日空は「パイロットの前方確認が不十分だった」と説明していることがわかりました。
全日空によりますと機体が工事中の誘導路に誤って進入したのは機長、副操縦士のふたりが走行経路に気を取られ、前方の確認が不十分だったとしています。
直前で気付いたということですが、コンクリート製の台座のライトに乗り上げ立ち往生となりました。
全日空では「パイロットのヒューマンエラーだった」としてすべてのパイロットに注意喚起しています。
3日、閣議後会見で中野国交大臣は全日空に対し「適切な再発防止を講じていただきたい」と話しています。