22日、広島空港で全日空の航空機が誤って工事中の滑走路に進入しましたが、23日は全便ほぼ通常通りの運航です。
広島空港で22日午後9時ごろ、新千歳空港から広島空港に着陸した全日空の航空機が、駐機場に向かう途中に誤って工事現場に進入しました。
航空機はタイヤのゴムが損傷して動けなくなり立ち往生しましたが、約1時間半後タラップが設置されて乗員乗客132人が航空機から降りけが人はいませんでした。
工事はおよそ2カ月前から始まっていて、航空機は工事エリアを示すライトが設置されたコンクリート製の台座を乗り超えて停止したということです。
乗客「急ブレーキがかかって止まったんですけど、きゅっという音でじゃっかん前にのめる感じ」
23日、全日空の新千歳便は機材繰りのため25分の遅れがでましたが、他の便は通常通りの運航となりました。
中野洋昌 国土交通大臣「事案の詳細の報告、原因究明及び再発防止策の検討を指示しております」
誤って進入した航空機の機体は損傷したタイヤの交換をするなどしていますが、まだ移動できないままです。
全日空では詳しい原因を調べています。