東広島市の工場で作業をしていた男性が死亡する事故がありました。重さ1・4t以上あるコイル材と金網の間に挟まれたとみられています。
23日午後7時半ごろ、東広島市高屋台の広島精研工業で「男性の意識がもうろうとしている」と同僚から119番通報がありました。
この事故で竹原市新庄町の西田将司さん(29)が心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
警察によりますと西田さんは当時1人で鉄板をロール状に巻いた重さ1.4tから2tのコイル材をクレーンで運ぶ作業をしていて、その際にクレーンで吊られた状態のコイル材と機械を囲う金網の間に挟まれたとみられています。
警察は安全管理が十分だったかなど詳しい事故原因を調べています。