原爆投下から80年となるのを前にニューヨークの国連本部で被爆樹木の苗木を植える式典が開かれました。
式典は広島と長崎への原爆投下と国連創設から80年の節目に合わせて行われました。
苗木は広島の爆心地近くで被爆した柿の木から採取された種を育てたもので「被爆樹木」の保存活動に携わる広島市内の団体が協力しました。
国連軍縮担当上級代表 中満泉事務次長
「多くの人々がこの被爆樹木の平和の果実を享受していてこの木は今や平和と復興のシンボルとなっています」
国連本部では9日まで来年開かれるNPT=核拡散防止条約の再検討会議に向けた準備委員会が開かれていて核軍縮の推進に向けた議論が行われています。