広島市安佐北区の高陽地区で、路線バスの利便性などを高めるための実証運行が始まりました。
6日、運行が始まったのは、安佐北区にある広島交通の高陽車庫からフジグラン高陽などを経由し、JR安芸矢口駅間を往復する路線バスです。
これまでは高陽地区から市内中心部へ向かう直通ルートでしたが、日中は地区内で移動する人が多く利用客が少ないという課題がありました。
「バス協調・共創プラットフォームひろしま」を主体に、広島交通とJRバス中国が共同で運行し、バスの利便性向上などを目的としています。
バス協調・共創プラットフォームひろしま 事業推進課 山本陽明課長「地区の皆さんの利便性向上、さらにバス事業の持続性。こういったものを確保できるよう取り組みを進めていきたい」
実証運行は午前9時台から午後4時台までで、12月30日まで行われます。