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3年ぶりのエルニーニョ現象発生を発表 夏も冬も高温傾向か 気象庁

社会

 気象庁は今年の春からエルニーニョ現象が発生したとみられると発表しました。今後、夏は高温になり、冬も気温が高くなる傾向が続くということです。

気象庁異常気象情報センター 経田正幸所長
「今年は春からエルニーニョ現象が発生しているとみられます。これまでの傾向で言いますと1年程度、続くということになります」

 南米ペルー沖から太平洋中部の赤道周辺では、5月の海面水温が平年より1.2℃高くなっています。

 気象庁は、この海域で水温が高い傾向が10月以降も続くと予想されることから、今年の春からエルニーニョ現象が発生しているとみられると発表しました。

 エルニーニョ現象が起きた時、日本の夏の気温は低くなる傾向にありますが、気象庁の担当者はフィリピン付近で積乱雲が発達しやすい影響で日本は太平洋高気圧に覆われやすくなるため、夏は高温となる可能性が高いと説明しました。

気象庁異常気象情報センター 経田正幸所長
「今年の夏も同様にフィリピンの東の海上の対流活動は活発と見込んでおります。高温がもたらされると見込んでおりますので、暑さの備えをよろしくお願いします」

 また、台風が平年より日本から離れた位置で発生しやすくなることから台風の勢力が強く長引きやすい傾向があるということですが、日本に上陸や接近しやすくなる傾向は見られないとしています。

 冬には海面水温が平年より高い状態がピークを迎えエルニーニョ現象の影響が最も強くなるとみられ、日本付近では気温が高くなりやすい傾向があるということです。

 エルニーニョ現象が発生するのは2023年春以来、3年ぶりです。