サッポロホールディングスは恵比寿ガーデンプレイスなどの不動産事業をアメリカの投資ファンドらに売却すると発表しました。
売却するのは子会社の「サッポロ不動産開発」です。
東京の恵比寿ガーデンプレイスや北海道のサッポロファクトリーといった商業施設のほか、オフィスや住宅も保有しています。
去年9月以降、ファンドを含む国内外の複数の候補者と交渉し、アメリカの投資ファンド「KKR」とアジアを拠点にする「PAG」が共同出資する会社への売却を決定しました。
売却金額は4770億円で、来年6月1日にグループから切り離される予定です。
サッポロは収益が伸び悩んでいます。
不動産事業の売却による資金をビールやウイスキーなどの酒類事業の成長に充てる考えです。