経団連の筒井会長は中国の呉江浩駐日大使と面会し、日中関係が冷え込むなかでも経済的な交流を継続することの重要性などを伝えました。
関係者によりますと、面会は中国側の要請で28日、都内で行われました。
経団連の筒井会長は、高市総理大臣の「台湾有事」に関する国会答弁を巡って日中関係が冷え込むなかでも、ビジネスでの交流や双方の対話を継続することが重要だと伝えました。
また、来年1月20日からの日本経済界の代表団の訪中を予定通り実施できるよう要請しました。
これに対して呉大使からは「聞き置く」との回答があったほか、中国側の立場について説明があったということです。