22日、告示を迎える自民党総裁選挙は5人で争う構図が固まってきました。出馬表明した5人は21日も支持拡大に向けて、動きを見せています。
■自民党総裁選 あす告示
千葉の漁港を訪れた小泉農水大臣(44)。
小泉農水大臣
「すごいな。これサイズは大きいほうですか?すごい」
20日、総裁選の出馬を正式に表明。漁業関係者と意見を交わし、国民に寄り添う政治を強調しました。
小泉農水大臣
「皆さんの声を聞く、生の声を聞く、それを政策につなげる。対立が深まるような総裁選ではなくて、一致結束のスタートにできるような総裁選に自分自身もなるように努力したいと思います」
自民党の総裁選は22日、告示日を迎えます。
茂木前幹事長(69)は、こども食堂を訪問。すると、サプライズが。来月、70歳を迎える茂木氏。
自民党 茂木前幹事長
「ありがとうございます」
柱に据えるのは、数兆円規模の交付金による生活支援です。
茂木前幹事長
「(交付金は)地域のニーズに応じて自由に使える形にしたいと思っています」
一方、高市前経済安保担当大臣(64)はネット番組に出演。出馬会見で食料品の消費税率ゼロを事実上、撤回したことについて、こう語りました。
高市前経済安保担当大臣
「本当にお困りの皆様に一番役に立つ政策だという信念で申し上げたんですが、撃沈しました。この総裁選挙を通じても、それからこの後、与野党でいろんな協議をしてもベストだと思える方法をとっていく」
林官房長官(64)が訪れたのは震度7を体験できる、首都圏の防災拠点。防災庁の設置など災害に強い国づくりを訴えます。
林官房長官
「災害の対応から得られた知見、経験を生かして、次の災害に生かせるような仕組みをしっかりと作っていきたい」
多くの外国人も利用する羽田空港を視察したのは、小林元経済安保担当大臣(50)。
小林元経済安保担当大臣
「国際観光旅客税を増やして、その税収の一部をオーバーツーリズムの対策にしっかりと充てていく」
一方、自民党が連携を模索する国民民主党の玉木代表(56)は…。
国民民主党 玉木代表
「安全保障や原発を含むエネルギー政策、こういったところで一定の合意がないと難しいのかな。我々として、どのような対応がベストなのかは、自民党総裁選挙も見ながら考えていきたい」