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「ちっちゃい!」マルミミゾウの赤ちゃん一般公開始まる 広島

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広島市安佐北区の安佐動物公園で17日、先月誕生したマルミミゾウの赤ちゃんが一般公開されました。

安佐動物公園にずらりとできた長い列!

公開の瞬間「おおお!かわいい!」

絶滅の恐れがあるとされるマルミミゾウの赤ちゃん。17日から一般公開が始まりました。

鼻を使って草を持ち上げたり、母親「メイ」の母乳を飲んだり。

訪れた人「ちっちゃい!かわいいね」

赤ちゃんが生まれたのは先月5日。

職員「出産4時55分でした!」

性別はオス。出産に成功したのは国内で初めてのことでした。

その姿を一目見ようと県内外から人が詰めかけた展示場の前は、混雑を避けるため一方通行に。

公開は1時間限定のため、立ち止まれるのは1分間に制限されました。

島根から訪れた人「(公開を)知らなくて来て、たまたまだった。かわいかった」

佐伯区から訪れた人「赤ちゃんを楽しみに待っていて、やっと公開日だったので」

誕生して約1カ月半。体重は毎日約500gずつ増え、113.5kgに。体の高さも88cmと、順調に成長しています。

安佐動物公園ゾウ担当 栗原龍太さん「絶滅にひんしている状況はなぜかを考えてもらいながら、こういった動物たちが次の世代に命をつなぐには、どうすればいいかを考えてご覧いただければ」

来月10日まで、名前の募集も行われます。