米ロ首脳会談が行われたアメリカのアラスカ州に住む男性がインタビューを受けた後、突然、ロシア政府から高額なバイクを贈られて話題になっています。
アラスカ・アンカレジに住むマーク・ウォーレンさんは米ロ首脳会談の1週間前にロシアのウラル製のバイクで出掛けていたところ、ロシアのテレビクルーからインタビューを受けて「バイクの部品が入手困難で修理費用が高額になっている」と答えました。
このインタビューがロシア国内で「西側諸国の制裁がアメリカ人にどのような影響を与えているのか」というニュースの中で報じられ、大きな注目を集めました。
その後、ウォーレンさんはロシア政府から突然、バイクを贈るとの連絡を受けました。
信じられないと思いながらも首脳会談の翌日に市内のホテルに向かうと2万2000ドル、約320万円のグリーンのウラル製のバイクが止まっていました。
ウォーレンさんは「びっくりして口が開いたまま」になり、引き渡しの際にロシア政府の関係者から「プーチン大統領からの個人的な贈り物だ」と聞いたということです。
一部のアメリカメディアは「今回の米ロ首脳会談で最大の勝者はウォーレンさんかもしれない」と報じています。
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