TICAD(アフリカ開発会議)が開幕し、石破総理大臣はアフリカの経済や感染症対策などへの新たな協力策を発表しました。
石破総理大臣
「これからはアフリカ発のソリューションが日本を含む国際社会を救う、そのような時代になります。日本はアフリカの未来を信じ、アフリカへの投資を推進します」
石破総理はアフリカ各国の首脳を前に「課題の解決策を提供し合う、信頼できるパートナーでありたい」と述べ、日本とアフリカの対等な関係を強調しました。
そのうえでアフリカと中東、インドを一体の経済圏と捉え、貿易を活性化させるために「インド洋アフリカ経済圏イニシアチブ」の立ち上げを表明しました。
また、ワクチン開発の国際機関「Gavi」に5年間で約810億円(5.5億ドル)を出資することなども明らかにしました。
TICADは20日から3日間、横浜市で開催され、石破総理は30を超える国や国際機関と会談を行う予定です。