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石破総理 地方議員との会合で続投姿勢を強調 「国難という時代に対応」

政治

 石破総理大臣は自民党の地方議員らとの会合で参院選の結果について陳謝したうえで、「国難というべき時代に対応していきたい」と改めて続投する姿勢を強調しました。

石破総理大臣
「引き続き公明党さんと連携をして、政権運営に私ども自由民主党、あたって参ります。真摯な議論を通じて、この国難というべき時代に対応していきたいと思っております」

 自民党は参議院選挙の敗北を受け、全国の幹事長や政調会長とオンライン会議を開きました。

 石破総理は冒頭、「あのような結果となり、総裁として責任を痛感する」と陳謝しました。

 そのうえで、「地域によって色々と事情は異なる。正確に分析して次に備えることが国家に対する責任だ」と強調しました。

 出席者からは「総裁選を前倒し、党員投票を含めたフルスペックの形でやってほしい」という意見が出た一方で、「内輪もめをやめて一丸となってほしい」との声も上がりました。

 一方、参議院の執行部は7月に当選した国会議員らを集めてヒアリングを行いました。

 自民党組織としてSNS戦略が不十分だったとの指摘や派閥の裏金事件による逆風が残っているとの指摘が相次ぎました。

 森山幹事長がトップを務める総括委員会は8月中に報告書を取りまとめる方針です。