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ゴルフ場閉鎖で従業員ら反発「説明なくメガソーラー関連会社に売却」 廿日市市

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廿日市市にあるゴルフ場が12月での閉鎖を発表したことを受けて、従業員や会員たちが「一方的な対応だ」と反発しています。

広島吉和の森ゴルフ倶楽部労働組合 松本真執行委員長「職場がなくなるとは一切思っていない。このまま絶対続けていくという気持ち」

12月での閉鎖を発表したのは廿日市市の「広島吉和の森ゴルフ倶楽部」です。ゴルフ場はホームページで前年度の決算で過去最大の赤字となり「継続しても赤字を脱することはできない」として閉鎖を発表しました。

従業員やゴルフ場の会員らは「一方的な閉鎖は許されない」として「運営会社の社長は従業員らへ説明しないまま土地をメガソーラー関連会社に売却する契約を結んでいる」として売買契約の破棄を求めて交渉するとしています。

一方、運営会社社長の弁護士によりますと、「預託金が返せる早い段階での閉鎖は評価されるべき経営判断」として従業員らに理解を求めているということです。