イスラエル軍は、パレスチナ・ガザ中部の住民に対して避難警告を出しました。軍がこの地域では初めてとなる地上侵攻を計画しているとも指摘されています。
イスラエル軍は20日、ガザ地区中部にあるデイルアルバラの住民に対して避難警告を出し、南部・アルマワシまで退避するよう求めました。
そのうえで、「これまで活動してこなかった地域での作戦も拡大する」としています。
避難警告の対象には、2023年10月の戦闘開始以降、一度も地上侵攻をしてこなかった地域も含まれています。
イスラエルメディアは、これまではイスラム組織「ハマス」が人質を拘束していると考えられる地域を避けていたためだとする一方で、軍が周辺地域への地上侵攻を計画していると伝えています。