バフェット氏CEO退任へ 「貿易は武器であるべきではない」トランプ関税を批判

国際

 「投資の神様」と呼ばれるアメリカの著名な投資家・ウォーレン・バフェット氏は、トランプ政権の関税政策について「貿易は武器であるべきではない」と批判しました。

 アメリカメディアによりますとバフェット氏は3日、自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの株主総会で、トランプ政権の関税政策について「貿易は武器であるべきではない」と批判しました。

 そのうえで「繁栄を他の国と分かち合うことがアメリカにとってより良い道となる」と述べました。

 また、バフェット氏はバークシャー・ハサウェイのCEOを年末に退く意向を明らかにしました。

 後任は副会長のグレッグ・アベル氏が昇格する見通しです。

 バフェット氏は長期に投資する手法で知られ、その発言は世界の金融市場に大きな影響を与えてきました。