ダンプカーで乗用車に衝突し3人を死傷させた罪に問われている男が、「心配事やストレスで体が動かなかった」と裁判で証言しました。
被告の男(59)は去年11月、広島市安佐南区のループ橋でダンプカーのブレーキを適切に操作せずに最高速度を上回ったことで、カーブを曲がり切れず対向の乗用車に衝突して3人を死傷させた罪に問われています。
被告人質問が行われた広島地裁で2日、適切なブレーキ操作ができなかったことについて「病気ではなく心配事やストレスで体が動かなくなったのかもしれない」と述べました。
さらに「事故前日の夜8時くらいに睡眠薬を飲んだが、だいたい6時間たつと効果がなくなる」と話しました。
裁判は8日に結審する予定です。