♠ 舞台直前SP「ハシゴする女」

作家の森(さいねい)は、プロデューサーのカナP(AYAYA)にせがまれ、脚本に追われていた。そこで、実際に大学時代のサークル仲間が体験した実話をドラマ化することに・・・。

ホテル従業員の弘恵(椎名)と後輩の小春(森田)。弘恵は小春にある相談をしていた。それは、金井(HIPPY)と黒川(松浜)という2人の男性をクリスマスの日にホテルの部屋で横並びにし、品定めをするというものだった。
金持ちだけど、ユーモアセンスが足りない金井。なぜか語尾に「○○の助」をつけてしまう癖があった。弘恵が欲しがっていたバッグをプレゼント。体調が悪い素振りを見せると、すぐに医者も紹介してくれる。ただ、浮気に関しては絶対に許せないタイプだった。
アクション俳優の黒川は、味覚音痴だし体調管理も自己責任という。それでも、なけなしの給料をためて、弘恵が欲しがっていたバッグをプレゼント。浮気には、やや寛容な態度をみせる。
10項目に渡る金井と黒川の争い。控室で小春と楽しそうに分析する弘恵だが、どちらか1人に絞ることができない。しかし小春は「決断しろ」と、弘恵の背中を押す。 再び2人の部屋に戻った弘恵。すると2人から同時にプロポーズをされてしまった。クリスマスの日にとんでもないプレゼント。これはもう決断するしかない。意を決した弘恵は・・・

金持ち社長の金井(HIPPY)とアクション俳優の黒川(松浜)から同時にプロポーズされた弘恵(椎名)。彼女が選んだのは・・・

>>B：黒川のプロポーズを受ける

黒川の部屋に戻った弘恵。手には、自分の名前を入れた婚姻届があった。喜び合う2人。しかしそれも束の間、ドアを叩く激しい音が！なんと、金井が部屋に入ってきた。2人に贈られている同じプレゼントを見て、隣の部屋に男を並べて品定めをしていたことに気付いた。プロポーズの話も破断にし、飛び出していった。一方の黒川も、弘恵に哀れみを感じながら部屋を後にした。しかし懲りない弘恵は、再び男2人を並べて品定めすることを、後輩の小春(森田)に誓うのであった。

金持ち社長の金井(HIPPY)とアクション俳優の黒川(松浜)から同時にプロポーズされた弘恵(椎名)。彼女が選んだのは・・・

>>A：金井のプロポーズを受ける

金井の部屋に戻った弘恵。プロポーズを受諾する旨を伝えた。金井は喜び、早速両親との顔合わせを計画するため、母親に電話した。そこで飛び出したのは・・・「ママ」。
実は金井は超マザコンだったのだ。当然、弘恵はままに次いで2番目の存在だという。気持ち悪いと感じ部屋を飛び出した弘恵。その喧騒に気付いた黒川とも鉢合わせ、弘恵は窮地に立たされる。
しかし、性懲りもなくママにすがる金井の姿と、スタントの仕事が入って嬉々として出ていった黒川の姿を見て、弘恵はこう小春に答えた。
「あたし、男見る目ないわ。」