♠ Episode31｢面食いな女｣

夜景のきれいなレストランで金持ちの黒田(HIPPY)に口説かれる菜緒(成瀬)。
しかし､彼女はイケメン以外は受け付けないと､黒田の誘いを断ってしまう。

そんなイケメン好きの菜緒の心を満たそうと､友人の紗里(平田)がホストクラブへと招く。
そこにいたのは､ヒロ(kaetsu)とNO.1指名のシュン(さいねい)。
菜緒はシュンにロックオンし､絶対に付き合ってやると決意。
夢に向かってホストを続けるシュンの気持ちをうまく転がしながら､奈緒はついにシュンから告白の言葉を引き出すことに成功。
見事に付き合うこととなった。

シュンは美意識が高く､奈緒の心をじわじわと満たしていくがある日､シュンの卒業アルバムを目にした菜緒は愕然としてしまう。
卒業アルバムに写っていたシュンは､どう見ても現在の顔つきとは違い､全くの別人。
｢これは･･･まさかの整形！？｣
困惑する奈緒だったが､そこへシュンが帰宅する。
真偽を確かめたい奈緒が取った行動は･･･？

イケメン好きの奈緒(成瀬)が､NO.1ホストの彼氏・シュン(さいねい)の卒業アルバムを見ると､そこには全く別人の顔が･･･。
｢これは･･･まさかの整形！？｣
困惑する奈緒だったが､そこへシュンが帰宅する。
真偽を確かめたい奈緒が取った行動は･･･？

>>A：アルバムのどこにシュンがいるのか聞く

シュンは､今とは全然違うことを認め､整形したと告白する。
しかし､シュンに後ろめたさはなく､コンプレックスも消せてかっこよくなれたと前向きに捉えていた。
お肌のケアなど美意識の高さに誇りを持つシュンに対しどこか腑に落ちない奈緒。
それが奈緒にとってストレスになっていった。
挙句の果てには､シュンの顔が別人になって襲ってくる悪夢にさいなまれる羽目に。

ある日､大事な話があるとシュンに呼び出された奈緒。
そこでシュンから｢整形してほしい｣と衝撃の依頼を発表された。
｢もっときれいになれると思うんだ！｣
とシュンは手術費を奈緒に手渡す。
これは本気なのか冗談なのか･･･。奈緒が下した結論は？

シュン(さいねい)から｢整形してほしい｣と衝撃の依頼を受けたイケメン好きの奈緒(成瀬)。
これは本気なのか冗談なのか･･･奈緒が下した結論は？

A：とりあえず話を聞いてみる

シュンは､整形してよかったことを切々と奈緒に語る。
奈緒は｢私も気になるところがあったし｣と､勢いに押され､整形の世界へと飛び込んだ。
奈緒が受けた整形は豊胸手術だった。

キャンペーンガール仲間からもスタイルが良くなったと褒められ､満更でもない奈緒。
タレント事務所の社長にスカウトされ､モデルの仕事も入ってきた。

一方のシュンは､ホストクラブでの人気もガタ落ちで､ヘルプ要員に。
奈緒とはスレ違いの生活が続いていた。
そんなシュンに対し､奈緒は｢もうちょっと整形のメンテナンスをした方がいい。｣とアドバイスし､シュンに自信とイケメンを取り戻させようとする。
なにかあると整形。
2人の整形合戦はとどまるところを知らなかったが､2人はそれで幸せだった。

そして2人は結婚－見かけに偽りはあっても､気持ちに嘘はなかった。
数年後､2人の間に子供が生まれた。
奈緒の両親(木下･澤)は送られてきた孫の写真をまじまじと観るが･･･
｢なんか､どっちにも似とらんな･･･。｣
子供が大きくなって似てないと不満を言ったら､整形を勧めることを誓う奈緒だった。

シュン(さいねい)から「整形してほしい」と衝撃の依頼を受けたイケメン好きの菜緒(成瀬)。 これは本気なのか冗談なのか？菜緒がもし

B：話題を変える　を選択していたら･･･。

「その冗談面白い！面白いっていったらさあ･･･。」
菜緒はなんとか話題を変えようとするが、シュンの本気度は変わらない。
「一生のお願いだ！」
見た目に多少の自信のあった菜緒はプライドを砕かれた気持ちになり、整形を断った。

菜緒は、親友の紗里(平田)にもこの事実を告げる。
ただ、美への追求心が強いことだと、別れるには至らない。

一方、あれから連絡のつかないシュンにたまりかね、菜緒はシュンが勤めるホストクラブへと足を運ぶ。
そこで、シュンに会うが、「今は忙しいので明日話そう」と相手にしてもらえない。

そして翌日、シュンは菜緒に対し別れを告げる。
理由は、新しい女・マリの存在だった。
マリはシュンの好きなように整形してくれるという。
菜緒とシュンの恋は終わった。

一体、イケメンとは何だったんだろう？
答えが見つからない菜緒。
フラフラと街を歩き、青年とぶつかり転倒し、そこで手を差し伸べたのは･･･
いつぞやイケメンではないという理由で誘いを断った黒田(HIPPY)だった。
「男の魅力って、顔だけじゃないってことだよね。」
菜緒はようやく、ちゃんと男と向き合えるきっかけを作ったのだった。